目次
あなたの風邪はどこから?
♫熱、のど、鼻に~ ○○が効く~♫
この季節になるとよく聞いていた
このCMのフレーズ。
(今はもう変わっちゃったのかしら?)
風邪の症状によって飲むお薬を変えると
いいですよ~というものですね。
確かに。なんでもかんでも同じお薬
というよりは、いつも弱くなる部分に
よく効くお薬というのは助かりますよね☆
では、この症状別というのは
何を意味しているのでしょうか?
それぞれの症状の意味から、
カラダのホントの力を見直していきましょう♫
※※※※※※※※
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サードメディスンインストラクター
*kaori*です♫
そもそも、風邪って?
『正式名称は「かぜ症候群」で、
上気道(空気の通り道)の急性の炎症を指します。
体力が落ちている時、免疫力が落ちている時に
感染しやすくなります。
主な原因はウイルスで、種類は200種もあり、
感染するウイルスによって症状が異なり、
人によっては敏感な部分からかかる場合もあります。』
(第一三共ヘルスケア より)
原因となるウイルスがなんと200種類!
ということは、もう、いつどんな時に
風邪をひいてもおかしくないってことですよね。
インフルエンザのように、目標を絞って
対応しても追っつかないってことです。
それでも、症状は同じようなものがでるので
「かぜ症候群」と呼ばれています。
「症候群」というのは、
おなじような症状が出るものを総称して
いうようで、原因は様々です。
だから、どのウイルスに感染した、というような
原因の究明をしてそれにかからないように
予防する、というよりは
寝冷えしないようにするとか
ちゃんとお風呂で体を温めるとか
睡眠不足にならないようにするとか。
そういうことが、予防とか対処法として
言われるわけです。
要するに、カラダの免疫機能が
ちゃんと働くようにしておいて
ちょっとしたことでウイルスに
やられちゃわないように
頑張りましょうってことですね。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり
この季節になると、朝晩と昼間の
気温の差が大きくなってきますね。
急に鼻水がツルツルツル~っと
出てきてしまったり
くしゃみが止まらなかったり。
しばらくすると鼻がつまって
「なにぬねの」が言えなくなったり(笑)
正直不快ですよねぇ…。。
できれば出ないでほしい。
特に、仕事中や誰かと会ってお話するとき、
小さな子どもを連れたお友達と
会う予定があるときなどは
風邪をうつさないかしら、と
とても気を使います。。
こういう時こそ、お薬の出番!
症状が出始めているときに早めに対処して
止めてしまおう!
と思う気持ちもよぉくわかるのですが…
では、その症状、カラダにとっては
どういう意味があるか、考えたことはありますか?
こういう症状は、風邪の初期によく出ます。
人間の呼吸器というのはとっても良くできていて
カラダにウイルスが入ってこようとするのを
あの手この手で止めようと頑張っています。
まず、鼻から入ってきた異物の大きなものは
鼻毛でキャッチして体内に入れません。
鼻の表面は粘膜でそこでも粘液によって
ウイルスを吸着し、それを体内に入れず
外に出してしまおうとします。
ウイルスを強制的に追い出すために
出している症状。
それが、くしゃみであり、鼻水なんですね。
そして、ウイルスと戦うために
鼻の中の粘膜に炎症が起こって腫れます。
これが鼻詰まりの正体です。
そうすることによって、
鼻の中を素通りしてしまうウイルスや菌を
少なくし、血液をたくさん集めて
傷ついた粘膜を補修し、鼻水などを
どんどん出して、追い出そうとします。
これらのことがちゃんとできていたら
カラダの奥まで入っていくウイルスは
かなり少なくなって
症状がひどくなる、ということはなく
一時的な「風邪気味」というところで
止まってくれるわけです。
カラダの免疫機能の勝ち~☆
せき、たん、ノドの痛み、腫れ
鼻での防御を通り越したウイルス、
口から直接のノドに到達したものは
ノドの粘膜にくっついて炎症を起こします。
ノドにくっついた刺激や
ノドの粘膜に吸着されたものを
一気にビューーッと外へ追い出すもの、
それがせきです。
ノドでも炎症が起きるのは、ウイルスと
戦うためですね。
カラダにとって戦うのに良い条件で
ウイルスにとっては悪い条件を作り出すために
炎症が起こっています。
炎症が起きるとそこの細胞たちは傷つき
痛みや赤み、腫れが出ます。
さらさらとした粘液では、そのまま
カラダの中に粘液ごとウイルスを
運んでしまうかもしれないので
ドロッとした粘性の高いタンが出ます。
そのタンの中には、戦ったあとの
免疫細胞さんたちやウイルスの死がいも
含まれています。
ずっとノドにくっつけておくわけにも
いかないので、せきで出そうとしますが
粘度が高いためになかなか外に出せず
気持ち悪くて何度もせきをすると
それが刺激になって余計に炎症が強くなります。
このタンが声帯にくっつくと
声帯の動きがうまくいかず
隙間が開いてしまって
声がかすれたりで出なくなったりしてしまいます。
熱
カラダの中にウイルスを入れないように
いろいろ頑張ってみても
体力が落ちていたり
免疫機能が低くなっていたり
ウイルスの数が異常に多くて対処しきれなかったり…
ということで、初めの防御機能を
通過してしまったウイルスたちは
カラダの中に入って悪さをしだします。
その時、カラダの中でも
たくさんの免疫細胞さんたちが
それぞれの役割に応じて
ウイルスと戦って、カラダを守ろうと
しています。
前にも出てきた、
カラダにとって戦うのに良い条件で
ウイルスにとっては悪い条件を作り出す
この条件の一つとして体温を上げる
というものがあります。
体温が高くなると、免疫細胞さんたちは
働きやすくなります。
一方、ウイルスたちは熱に弱く
活動しにくくなります。
それぞれのウイルスが
どの程度の温度で弱くなるのか
それは個人差(ウイルス差?)があります。
それで、熱が出やすいウイルスと
それほど熱が高くならないウイルスとがあるんですね。
これが、発熱の正体です。
カラダが熱を作るときには
震える力を使います。
振動によって熱を作り出すんですね。
それで、寒気がしたり、
実際に目に見える形でカラダが震えたりします。
これが悪寒・震えの正体ですね。
という事は、これらの症状が出だしたら
ウイルスはカラダの中に入り込んでしまっていて
これから熱が出ますよ~という
合図になるわけです。
昔はよく、あまり高い熱が出ると
頭がおかしくなるとか
脳に後遺症が残るなんて言われましたが
研究が進んだ今、そのようなことはない
というのがお医者さんたちの
一般的な理解になっています。
本当に障害が残るものは
熱によるものではなく
一緒に熱という症状が出ることが
多かったので、原因を熱と勘違いしてしまった
というのが、本当の話のようです。
なので、多少の高い熱が出ても
急いで熱を下げることだけを考えず
戦っているカラダをどう応援してあげるか
を考えると良いかもしれませんね。
下痢、吐き気
風邪の時にウイルスが消化器系に
入ってしまった場合は
いち早くそのウイルスを外へ出すために
上と下から勢いよく出そうとします。
それが上からの場合
吐き気(嘔吐)、
下からの場合は下痢という
症状になって出てきます。
ウイルスや菌がそこからいなくなって
しまうまで、その症状は続くことがあります。
食欲不振
風邪の時って、なんだか食べられない
ってことがよくありますよね。
それも、カラダの機能です。
決して胃腸が弱ってしまっているから
というだけではありません。
消化器系にウイルスが入ってしまった場合は
もちろん食欲はなくなり、食べてもすぐに
出てしまいますが
そうでなくても食欲が落ちるという事は
よくあります。
その理由は…
『食べ物を消化することに
エネルギーを使ってる場合じゃないよね!
そのエネルギーをウイルスと戦うことに
使ってもらおうよ!!』
というカラダ全体をみたエネルギー配分の
調節機構が判断しているからなんです。
だから、
『食べないと良くならないから
少しでも食べなさい』
というのは、症状がひどいときには
間違ったおススメなんですね。
症状が強いときは食べなくても大丈夫です。
今の時代、もともとよっぽど虚弱な人でなければ
症状が強く出ている数日のあいだ
食べられないからと言って
死んでしまうことはありませんから、
水分だけはしっかりとって
ウイルスと戦うことに
エネルギーを使ってもらいましょう。
大丈夫、ピークを過ぎてしまえば
自然とお腹がすいてきます。
その時に、消化しやすいものを
少しづつ、食べられる分ずつ食べたら
そこからはグッと回復しますよ☆
じゃぁ、どうしろと!?
こうやってカラダの機能として
風邪の症状をみていくと
それぞれの症状を
不快だからという理由だけで
止めてしまうのは
カラダが一生懸命にウイルスと戦っている
それをストップさせてしまうことだったり
邪魔をしてしまう事だったりするんですね。
なので、とっても大切な用事があって
どうしてもお仕事が休めない!
どうしても自分が動かなきゃいけないから
寝てられない!
というとき以外は
できるだけ温かくして寝ていましょう。
「今だけ症状を止めたい」
というときは、もう、迷わずお薬を
飲んでくださいね。
じゃぁ、寝ている以外に自分では
何もできないんでしょうか?
そこでアロマ(精油)の出番です☆
ご存知の方も多いと思いますが
精油には薬理作用というものがあります。
その中には
・抗ウイルス作用
・抗菌作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・解熱作用
・うっ滞除去作用
・免疫刺激作用
・免疫調整作用
・粘液溶解作用 etc…
ほら、風邪の時に役に立ちそうな作用が
い~~っぱい!!
でも、それならお薬と一緒じゃない?
と思ってしまう疑り深いわたしでしたが…
症状をただただ我慢するのはつらいし
早くおさまってほしいですし。。
で、よく聞いてみるとお薬と違うところが
わかりました。
もちろん、そこに直接働きかけて
炎症や痛みを抑えたりすることが
精油にはできるのですが、
ただ症状をなくす、というものとは違います。
精油は症状を抑えると同時に
カラダがウイルスと戦うために
粘膜を丈夫にしたり、
ドロッとしすぎた粘液がスムーズに出るように
粘液を溶かしてタンが出やすいようにしたり
免疫細胞さんたちのパフォーマンスが
最大限に出せるように
応援したりする働きがあります。
つまり、カラダが戦う事、
治ろうとする事を応援する働きを
してくれるってことなんです。
症状を緩和してくれるとともに
カラダの力をバックアップしてくれるなんて
ありがたいですよね~。
風邪に良さそうな作用を持った精油は
けっこうたくさんあります。
例えば抗炎症作用だけでも…
ユーカリ・ラディアタ
ユーカリ・レモン
ラベンダー・アングスティフォリア
ペパーミント
ウインターグリーン
カモミール・ジャーマン/ローマン
ゼラニウム
レモングラス
ジュニパー etc…
すごくいっぱい!
すごーーーい!
と思う反面、どれを使ったらいいの?
と迷ってしまいます(汗)
ちなみに、太字で書いたものは
結構合う人が多いです。
でも、合わない人もいます。
人によって効くお薬が違うように
人によって合っている精油は違います。
精油によって合う、合わないがある!?
あ、その植物にアレルギーがあるとか、
禁忌事項が当てはまるというのではなく、です。
どうせなら、自分に何があっているのか
わかったうえで使いたいですよね。
だって、症状が出ているときって
できるだけ早くその不快な症状から
解放されたいですもん!!
回り道して、いろんな精油を試してみる
なんて悠長なこと、やってらんないのです。。
それも、厳密にいうと
その時のカラダの状態によっても
合っている精油は違ってくるんです。。
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それでは、今日もとっても長い記事に
おつきあいくださって
ありがとうございました!
八木 佳織