神戸発 新しいアロマの使い方・セルフケア オンライン講座・嗅覚反応分析 八木佳織

♦あまった無水エタノールの使い道

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こんにちは！

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新しいアロマの使い方をお伝えする
嗅覚反応分析士インストラクター
八木佳織です。

 

神戸発、どんな状況の人にも
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ココロとカラダの
最高のバランスを保つために、
ムダなくピッタリのお手当てを
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お手伝いをしています。

 

あまった材料を無駄にしない、良い使い道がありますよ☆

 

先日もご紹介しましたが、手軽に作れるアロマグッズにアロマスプレーがあります。

先日の記事はコチラ⇓

芳香剤代わりに使えるアロマスプレーの作り方☆

でも、その時に使う「無水エタノール」って、ふだんはあまり使わないですよね。

アロマスプレーを作っても、どうしてもあまったしまうので、その後の使い道に悩んでおられる方もおられるかと思います。

そこで、ちょっと今日は「あまってしまった無水エタノールの使い道」のご提案したいと思います＾＾

 

エタノールといえば、なじみがあるのは「消毒用エタノール」のほうかな、と思います。

では「消毒用エタノール」と「無水エタノール」の違いはご存知でしょうか？

その違いは、アルコール濃度の違いです。

消毒用エタノールのアルコール濃度は、7０～８０％ほどです。

それに対して、無水エタノールのアルコール濃度は99％以上あります。

どうしてこの差が生まれているか、医療関係者の方ならご存知かもしれませんね。

 

それは、使い道の違いにあるんです。

消毒用エタノールというのは、その名の通り、消毒のために使われます。

アルコールが消毒能力を一番発揮する濃度は、70～80％といわれています。

濃度が高ければいい、ってものではないところが何となく不思議ですよね。

そして、無水エタノールは、アルコール濃度がとても高いですね。

アルコールは油性のものとの相性がいいんです。

そのため、アルコール濃度が高いと油となじみやすい、という性質があります。

 

言うまでもなく、油とお水は混じりあいません。

でも、油をいちどアルコールに溶かしておくと、その後お水と混ざりやすくなります。

（それでも完全には交じり合わないので、使うたびに混ぜる必要はあります）

 

消毒用エタノールでは、すでにお水がある程度混じっているので、油とのなじみはすごく悪くなるんですね。

それで、手作りのアロマグッズを作るときは「無水エタノール」のほうを使うんです。

精油は油ではないですが、油溶性、つまり油に溶ける性質があるもので、お水には溶けないからです。

前置きが長くなってしまいましたが「無水エタノール」と「消毒用エタノール」には、濃度と使い道、性質の違いがあるんですね。

それでは本題です。

あまってしまった無水エタノールは、どんな使い道があると思われますか？

 

実は、これまでの説明の中に、ちょっとヒントがありました。

 

そう、無水エタノールを自分で消毒用エタノールの濃度にしてしまうと、消毒用エタノールとして使うことができるんです！

 

それも、無水エタノールの状態の時に精油を少量溶かしておいて、その後にお水を加えると…

とっても手軽な自分好みの香りのする、消毒用エタノールの完成です！

 

作り方をご説明しますね。

①無水エタノールをビーカーに80ml入れる。

②お気にいりの精油を2～5滴ほど入れる。
　（柑橘系の精油は万人向けでおススメです）

③精製水（ミネラルウォーターでも可）を20ml入れて、合計100mlにする。

④アルコール対応のスプレー容器に入れて、出来上がり☆

 

いかがでしょう？とっても簡単ですよね＾＾

精油を入れるのに抵抗があるようでしたら、③のところで精製水ではなく、フローラルウォーターを入れても良いと思いますよ。

 

このスプレーを使って、テーブルなどを拭くときれいさっぱり気持ちが良いですし、いい香りもして、一石二鳥！

シュシュっとスプレーして、乾いた布やティッシュでサッと拭くだけで簡単に消毒ができます。

トイレのお掃除にも使えるかもしれませんね。

ただ、精油はプラスチックを溶かすという性質があるので、精油を使う場合はあまりたくさん入れないようにしてくださいね。

香りというのは、ほんのり香る程度がちょうどいいと思います＾＾

 

いかがでしょう？

何かのご参考になれば、嬉しいです。

 

八木　佳織

 

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