ついに陣痛がきて
病院に着く頃には2分間隔の
強い陣痛になっていました。
いよいよ、赤ちゃんが生まれます!
ここまでお腹の中で無事に育ってくれて
ありがとう!
ママはあなたに早く会いたいよ💕
こんにちは!
今日もこのブログを訪問してくださり
ありがとうございます。
ファミリーヘルスマネージャーになろう☆
からだと心のバランスを整える
サードメディスンインストラクター
*kaori*です♫
前回は、不妊治療で病院へ行くか
迷っている人へ向けての記事を書きました。
今回は、わたしが1人目の妊娠のために
実際に経験した事を(病院での事ですが)
書きたいと思います。
はじめの書き出し文のところまでに
どんな事があったのか
興味のある方は読んでくださいね🤗
目次
産婦人科での不妊治療
初めて不妊治療のために受診したのは
まだ仕事をしていた頃でした。
一般の産婦人科で、不妊治療もしている
という女の先生のところに行きました。
やっぱりはじめは男の先生というのに
少し抵抗があったんです。
とても親切で物柔らかな女医さんでした。
そこで始まったのは
前回ご紹介したように
基礎体温をつける事と
タイミング療法でした。
コツコツするのが苦手なのと
朝つい飛び起きてしまうせっかちさんなので
基礎体温をつけるのが大変でした💦
それと同時に、主人の検査もありました。
その時は、主人が受診するのではなく
容器に精子を入れたものを
わたしが持っていく、というものでした。
病院からはあまり説明がなくて
これに入れて持ってきてください〜
という感じだったので仕事帰りに
普通に病院へ持って行きました。
ところが、どうやら温度管理や
時間の制限があるらしいという事を
他の病院で治療を受けている知人から聞いて
結果が信頼できるのかしら?と
疑問が湧いてきました。
優しいのはいいんだけど、
結果に関わるところは
ちゃんと言って欲しいなぁ、と思いました。
結果は、あまり思わしくありませんでした。
タイミング療法を4ヶ月ほど
続けていたのですが、
まだしばらく続けましょうか〜
という感じで、少しゆるすぎるというか
これでいつになったら子どもができるのかな
と、心配になって
通うのをやめてしまいました。
それからしばらくして、主人とも話し合って
病院を変えることにしました。
専門の病院へ
わたしたち夫婦は年齢のこともあって
あまりゆっくりしている時間は
ないように思っていました。
そこでお友達の看護師さんから聞いた
不妊治療専門の病院に行く事にしました。
一般の産婦人科でもいいのかも
しれませんが、
経験数や専門性を考えると
結果を求めるのであれば
専門の病院が一番じゃないかと
2人で決めました。
自宅から病院までは片道1時間ほど。
近くではありませんでしたが
少しでも早く赤ちゃんに会えるなら
と思いました。
ivf大阪クリニック というところで、
不妊治療界ではそれなりに有名なところ
みたいです。
待ち時間が長いことを想定して
無料で利用できるカフェがあったり
受付はホテルのフロントかと思うほど
キレイだったり
順番待ちの時はPHSが渡されて
呼び出しの電話がかかってきます。
名前を呼ばれたくない人も
たくさんいるんだろうなぁ、と
病院側の心配りを感じました。
男性の姿も少なくなくて
開放的というか
ホントに病院じゃないみたいでした。
受診の時はほとんどが
看護師さんとのやりとりになるのですが
何か疑問があったりしても
ききやすくてよかったです。
前回の記事に書いたように
治療には段階があります。
わたしの場合もまずは
基礎体温から。
でもこれは、初診のときにすでに
データを持っていくということで
解決していました。
はじめは一人で行きましたが
主人の検査の事もあったので
すぐに2人で受診しました。
結果は、
検査の為に取った精液のなかで
元気な精子くんは通常の10分の1くらい
運動率、奇形率、直進率なども
通常の半分くらいの能力でした。
先生からは、
タイミング療法から始めてもいいけど
かなり可能性が低いので
このくらいの状態であれば
はじめから体外受精を考えるほうが
現実的かもしれない
と言われました。
ある程度予想はしていたのですが
主人はやっぱり少しショックだったのでは
ないかと思います。
それでも、わたしも主人も
ほぼ即答で体外受精に進めてください
とお願いしました。
先生は、その時の精子の状態によって
一般体外受精でいけるか
最悪の場合は顕微受精になるかが決まる
とおっしゃっていました。
そしてそこからは、
体外受精に向けて勉強会に夫婦で参加したり
タマゴをたくさん作るための
お薬の説明をうけたりしました。
お薬、と一言でいっても、
時間をキッチリ守って飲まないと
いけないもの、
2つのお薬を自分で混ぜて
注射器に入れて
自分でお腹に注射する(自己注射)もの
いろいろでした。
この自己注射がけっこう痛くて。。
小さい頃から注射は平気な方でしたが
さすがに自分で自分にプッスリと刺すのは
怖かったです😢
タマゴを育てる期間から始まって
タマゴを取り出すタイミングや
体外受精の時期、
その後のタマゴの育ち具合で
お腹に戻すタイミングを決める、
などなど、すごく細かなスケジュールで、
それも、やってみないと
その後3日なのか5日なのか、とか
ハッキリしない事もたくさんありました。
この病院に通う頃には
(治療のためではありませんでしたが)
ちょうどお仕事を辞めていたので
決められた時間にお薬を飲んだり
人目を気にせず注射をしたり
できたのでやっていくことができましたが、
お仕事をしながらだったら
かなりお仕事に支障が出たり
うっかりお薬の時間を過ぎてしまったり
していたかもしれません。
次の受診日が、病院からの連絡待ちで
「明日来てください」なんて事も
ありました。
そう考えると、お仕事をしながら
不妊治療をするというのは
かなり難しい事なんだな。。
と感じました。
治療のあいだは
わたしと主人は親や周りの人には
治療していることを話していませんでした。
昼間、家に1人でいて
時間を気にしながらお薬を飲んで…
お腹に注射をして…
孤独でした。
こんなに頑張っても
1回目で赤ちゃんができるとは限らない。
ダメだったらどうしよう…
そんな事を毎日考えながら過ごしていました。
少し話はそれましたが…
わたしの場合、子宮の外側に向かって
少し大きめの子宮筋腫がありました。
そのために筋腫がある方の卵巣からは
タマゴを取るための針を刺すことが出来ず
反対側からだけ、タマゴを取ることに
なりました。
子宮の中に器具を入れて
そこから卵巣に向かって針を刺します。
腰から下は麻酔が効いていますが
麻酔が切れた後は
痛みで歩けないほどでした。
人によって痛みに差がある
と聞いていましたが、
看護師さんからは、できれば誰か
付き添いの人と一緒にきた方がいい
と言われていたので
主人に車で連れて行ってもらっていました。
そうしておいてホントに良かった…と
思いました。
痛みという面でもそうですが、
ちょっとした手術のようなものなので
かなり低い確率ですが
血管を傷つけてしまって大量出血とか
それなりにリスクがありますし、
今まで孤独に1人でお薬や注射をしてきた
結果がここで出ると思うと、
気持ちの面でも支えが必要でした。
だいたい1回でどれくらいタマゴが取れる
ものなのか、よくわかりませんが
わたしの場合は片方からだけ
という事もあって、取れたタマゴは
7個でした。
その中から成熟したタマゴを選んで
同じ日に取った精子の元気な子と
受精させる、とのことでした。
その日は説明だけで帰って
後日お電話しますね、ということでした。
1日1日をドキドキしながら待ちました。
4日ほど経ってから、電話がありました。
精子の状態があまり良くなかったので
顕微受精になりました、と言われました。
それは予想していたのですが
タマゴの数を聞いて驚きました。
7個取れたと聞いていたので
3個くらいは順調に育ったのかな、と
思っていたんです。
「7個取れたうちの成熟したタマゴが
4個だったので、4個に顕微受精をしました。
受精に成功したのはそのうち2個でした。
そこから育ってくれたのは1個でした。」
えーーーっっ!!
1個!?
主人と2人で、順調に育ってくれるのが
2個以上あれば凍結保存してもらって
2人目とかも考えたいね、と
話していたのです。
完全に甘く見ていました。
たしかに、1回で成功する人は
ほとんどいない、1年以上かかって
やっと授かる事も珍しくない
と聞いてはいましたが…
これはかなりショックでした。
また1からお薬とか注射とかをして…
タマゴを育てて、痛くて怖い思いをして…
タマゴを取り出して…
ドキドキの毎日を過ごして…
この電話を聞いてからは
普段あまり落ち込むことのないわたしが
珍しく落ち込んで暗くなっていたと思います。
でも、1つ、
何とか育ってくれたのがあるから
とにかくそのタマゴをお腹に
戻さないと!
という事で、翌日病院に行きました。
ちょうどお休みの日だったので
主人も一緒にいくことができました。
診察時は、
お腹に戻せるタマゴがあった事で
おめでとうございます〜
と和やかなムードでした。
まず看護師さんから
タマゴを取り出してからの経緯を
詳しく説明してもらいました。
順調にそだった受精卵の写真も
見せてもらいました。
細胞分裂が進んで、
タマゴの中に◯がいくつかありました。
そとあと診察台に上がって、
エコーの画面を見ながら
タマゴが子宮に置かれるのを見ます。
先生がされるのかなーと思っていたら
技師さん?という培養をしてくださっていた
方が先生の指示に従って
器具を入れていきます。
けっこうな若い男の子で
たぶん歳下かな…
さすがにわたしのようなオバさんでも
こんなあられもない姿で
ちょっと抵抗あるよねぇ。。
と思ったりもしましたが
相手も仕事、こちらはそんなこと
構ってられない立場だしね〜と
すぐに思い直しました。
処置が終わったあと先生が
いい位置にタマゴを置けたので
良かったですよ〜と言ってくださいました。
タマゴをお腹に戻す、というのは
取り出す時と比べると
とってもあっけなく終わりました。
体外受精が終わってから…
でも、そこからがまた大変!
病院では「姫生活」とよんでいましたが
着床して安定までの2週間ほどは
重いものを持たない、走らない、
動き回らず出来るだけ身体を横にしておく、
などの行動制限がありました。
こんな生活、お仕事しながらでは
とてもできませんでした。
貴重な1つだけのタマゴちゃんのために
ホントに動かずに2週間生活しました。
主人も協力してくれて
家のことをたくさん手伝ってくれました。
2週間経つかどうかというころ
なんとなく、遠くのほうで
気分が悪いような〜
気のせいのような〜
う〜ん、想像妊娠?(笑)
なんて思いながら受診しました。
1回目の挑戦で妊娠するなんて
ほとんどないこと。
診察を受けて、覚悟を決めて
先生からのお話を聞きました。
「おめでとうございます!」
えーーーっっ!!
本当に?
信じられませんでしたが
写っていました。
まだ中身は写ってないけど
まぁるい袋がありました。
先生の説明ではこの袋の中に
ちゃんと中身が見えるようになって、
心拍が確認できるまでは
まだ安心できませんが
ひとまず着床には成功しています。
ということでした。
エコーの写真を
クシャクシャにならないように
汗ばんだ手で持ちながら…
にやけそうになる顔をこらえながら…
会計が済むのを待って
すぐに仕事中の主人に電話しました。
声が大きくならないように
でも、涙が出てきて
それはこらえきれませんでした。
主人も、普段はとても冷静な人ですが
電話があって結果を聞くときは
心臓が口から出るかと思うほど
ドキドキした、と言っていました。
嬉しい!
でも、病院の中には
何度も何度も挑戦して
成功していない人もいるはず。
その人の気持ちを考えると
ちょっと複雑でした。
それから経過をみるために
何度かその病院に通って、
そこから地元の産婦人科へ
移ることになりました。
専門病院だったので
出産のためには他の病院を
探さなければいけませんでした。
わたしはもともと産みたい病院があったので
その先生への紹介状を書いてもらいました。
地元の産婦人科へ行った時に
これまでの経緯を簡単に聞かれました。
1回目で成功した、と話すと
先生もとても驚いておられて
それはめちゃくちゃラッキーでしたね!
と言われました。
専門病院に行ったこと、
基礎体温をあらかじめつけて行ったこと、
回り道せずに可能性の高い治療に
はじめから挑戦したこと、
わたしが仕事をしていなかったこと、
いろんなことが良い方へはたらいたんだと
思います。
それからはツワリが始まって
胎動を感じるようになって
お腹がどんどん大きくなって
ほんとうにこのお腹の中に
赤ちゃんがいるんだ。。
ツワリは長くて本当に辛かったけど
家でゆっくりお腹を撫でながら
赤ちゃんに話しかけたりする時間が
とても幸せでした。
出産の時は、途中で帝王切開になる
というハプニングがありましたが
無事に元気な女の子が生まれてくれました。
今では5歳になって、
来年から小学生です。
時々、娘の寝顔を眺めながら
あのタマゴの写真を思い出します。
着床に成功していた時の嬉しかった事を
思い出します。
順調に育ったのが1つだけだったのに
しっかりしがみついて
よくここまで成長してくれたね。
ママのところに来てくれてありがとう。
そう思うと、今でも涙が出てきます。
治療をして本当に良かった。
わたしのように悩んでいる人がいたら
あの病院を勧めてあげたい!
そう思いました。
たまたま、うまくいった。
そうなのかもしれませんが
一般の産婦人科で長い時間かけるより
結果を求めるなら専門病院!
今でもそう思います。
でも2人目の時は病院には行きませんでした。
前回の記事でも書きましたが、
もし順調に育ったタマゴが
1つじゃなかったら?
目の前にいる長女と一緒で
成長したらこんなに愛らしい子どもになる
その子を見捨てる、殺してしまう
そんな事は出来ない。
その思いで、うちは1人で打ち止めなんだ〜
と、周りには軽〜く言っていました。
本当は2人目が欲しい。
でもそれは無理なこと。
そう思っていました。
サードメディスンと出会うまでは。。
かかった費用は?
ここでちょっと、気になる費用のお話を。
専門病院にかかるようになって
はじめの検査だけでも数万かかりました。
感染予防の観点から、
HIVや梅毒などの性感染症の検査、
肝炎の検査など血液が関係する感染症の
検査がありました。
わたしたちは、神戸市が無料でしてくれる
検査を受けて結果を持って行ったので
そこでの費用はそれほどかかりません
でしたが、
基本的に不妊治療というのは
病気という扱いではないので
自費です。
細かい費用は
お薬をどれくらい使ったかとか
どんな治療をしたかにもよりますが
顕微受精を1回するまでにかかった
トータル費用は…
70万円ほどです。
1回で、です。
他に交通費や、待ち時間が長くて
お昼をまたいでしまったら
食事の費用なんかも地味にかさみます。
治療が2回目とか、複数回になってくると
1回の費用が50万円くらいになると
聞きましたが、それでもかなりの
高額です。
市町村によっては
1回の治療につきいくら、と
補助があるところもあります。
神戸市も少し補助がありましたが
それでも微々たるものでした。
妊娠が成功したら、
そこからまた出産までに
費用がかかります。
検診に補助がある自治体も多いですが
それでも持ち出し費用がかかる場合もあります。
1人目の妊娠と出産のために、
我が家では100万近い費用がかかりました。
産まれてからも何かと物入りなので
それなりに費用をかけられる用意が
あるかどうか、
費用の面でもよく考えてから
治療をはじめる必要があると思います。
我が家の場合は1回で成功したので
たぶん、1番費用がかかっていない
のではないかと思います。
もちろん、病院によって費用が違うので
一概には言えませんが
よく費用を計算してチャレンジする事を
オススメします。
誤解のないようにと思いますが…
前回から、サードメディスンで
2人目ができました、とお話しています。
ちょっと誤解を招く表現があったかも
しれないな、と反省したので
ここでお話させていだたきますね。
サードメディスンでは
その人のカラダとココロの偏りが
わかります。
そして、その偏りをなくす方法も
わかります。
それによって、その人が本来持つ
能力を、最大限引き出すという事です。
例えば無精子症の人とか
卵管が詰まっている人とか
体質の偏りを直しても
遺伝的に無理だったり
物理的に塞がってるものを開通させる
ということはできません。
ただ、ホルモンバランスの問題とか
ストレスの問題とかで
不妊になっている人
その人は本来なら妊娠する能力がある
という事です。
実はそういうことで不妊症になっている人は
とても多いのです。
うちの主人もそうでした。
具体的な方法は次の記事でお伝えしますが
そのバランスを整えるようにしたら
結果が出たんです。
遺伝的に精子を作る機能がない無精子症、
卵管が詰まって受精がうまくいっていない、
それらの事は病院でないとわかりません。
でも、それで不妊症になっている人は
多くはありません。
そのほとんどは
ホルモンバランスの偏りや
ストレスの問題だったりします。
そこを整えるのは
サードメディスンの得意なところ。
わたしはサードメディスンに出会って
4〜5ヶ月で2人目を妊娠しました。
サードメディスン仲間に聞くと、
妊活中の人で成功する例はけっこう多くて、
全国でどんどんサードメディスンベイビーが
誕生しているそうです。
わたしの直接のサードメディスン友達でも
その人1人で5人の人の妊活をサポートして
妊娠することができたという人がいます。
こうなると、マグレではないですよね。
わたしは、自分が不妊治療を経験して
その孤独な闘いも喜びも両方知っています。
1人目の時は本当に病院に行って良かった。
今でもそう思います。
でも、サードメディスンを知った今、
病院に行く前に、まだ出来ることがある
それを出来るだけたくさんの人に伝えたい!
そう思っています。
なかなか治療に踏み切れない人
パートナーの協力が得られない人
治療してるんだけど結果が出ない人
このやり方で本当にいいの?と
疑問に思っている人
どんな方法が向いているのか
それがわかるのがサードメディスンです。
妊活のためにサードメディスンで
バランスを整えたら
長年悩んでいた腰痛が治った!
不眠症が改善された!
うつ傾向にあったのがお薬なしで
過ごせるようになった!
そんなお話はよくあります。
これは、バランスを整えることで
本来の自分の姿を取り戻しただけで
マジックでもなんでもありません。
論理的に考えると、
当然の結果なんです。
あ、
ついつい熱がはいってしまって
すみません。
では、いよいよ、
次回はわたしと主人が何をしたか
具体的なお話をしますね。
今日も長いお話に
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。
八木 佳織